視覚と聴覚の同期について
»30 そういえば、昨年のNatureの記事に載っていたが、 脳の中で視覚信号を処理する方が、聴覚信号を処理するより時間がかかっているらしく (視覚の方が処理が大変なのか??)、そのため光と音が同時に人に到着しても、脳が 処理し終わって「ソレ」と認識されるまでには数十ミリ秒の時間差があるそうだ(視覚の 方が遅れる)。しかも、人によって時間差は違っている。でも、これでは人間の知覚に 支障が出るので、脳が勝手に遅延を入れて「同時性」を定義しているそうだ。 実は、「今」の認識自体がとても曖昧なものらしい。
しかも、トレーニングをすると(例えば、真っ暗な防音室に入れて、微妙にタイミングのずれた 光パルスと音パルスを被験者に浴びせて、「これは同時におこっています」と思い込ませると)、 脳が勝手にタイミングあわせをしてしまい、ますます聴覚と視覚の時間差を大きく できるらしい。筆者らの結論としては、「人間は日常生活の様々な経験を通して、視覚と聴覚の タイミングをあわせる機構をもっているらしい」というものだったような。Nature の何号だっけなー。
»87 ごめんなさい、すぐには見つからない。流し読みした記事だった からな。でも結構重視されて大きく取り扱われた論文だったような。 ここからは私の個人的な予想だけど、脳の中に時間の経過を知覚する機構があって、 それは外界からの様々な入力信号でタイミングをとっているのでは?例えば、人体を 体温と同じ温度の水(浮力も調整)の中に浮かべて、音も光も遮断すると、時間の感覚が 激しく麻痺すると聞いた事がある(ファインマンさんにも載ってたかな)。という事は、 「時間の経過」も、人間の脳の仕組みに激しく依存する、一種の幻のようなもの?
-
aznyan-ultimateがこの投稿を「スキ!」と言っています
-
aznyan-ultimateがkoge2doからリブログしました
-
koge2doの投稿です